中学生の会社訪問
修学旅行の一環として班ごとにさまざまな業界の企業を訪問され、当社には7名の生徒が来社されました。
当社の業界における立ち位置や卸売業の役割、紙の特性や使い分けについて説明し、中学生のみなさんは熱心にメモを取りながら耳を傾けてくれました。
「持続可能な紙を作ることは難しいですか?」
「持続可能な紙はどんなところで使われていますか?」
といった問いかけに、
「再生紙だから持続可能というわけではなく、用途に応じて使い分けが大事。木材のチップをバイオマス発電に使うのか、一度紙にするのかといったことも含めて、何が持続可能なのかを考えてほしい」
と答える場面もありました。
上質紙、コート紙、更紙などの全紙見本を触って、その用途を推測してもらった後は、書籍の実物と見本帳を使って具体的な紙の銘柄を探してもらいました。答え合わせをすると
「ほんとだ。見本と全く一緒」
という驚きの声が上がります。その様子を見て、見返しの紙を見事に探し当てた生徒さんもいました。
生徒のみなさんからは、
「紙にこんなにたくさん種類があるとは知らなかった」
「用途によって紙が違うということが興味深かった」
といった感想をいただきました。
当社では、こうした学びの場を通じて、次世代に紙の魅力や社会的役割を伝えていくことが使命だと考えています。今後もさまざまな機会をとらえて、持続可能な社会づくりに貢献する取り組みを続けてまいります。