卸売業について講義をしました

流通科学大学での特別講義

神戸の流通科学大学では、各業界で実際に事業を展開している経営者を招いた「業界研究」という講座があります。そのうちの「業界研究(商社・卸)」講座に、弊社代表取締役の境和彦が講師として招かれ、2024年12月26日に講義をしました。この講座には160名の学生が登録しており、注目度の高いものです。

紙卸業の役割と当社の取組を語る

講義では、弊社が立地する「本の街 神保町」の説明から始めて、東芳紙業の事業内容や経営方針、業界における役割を詳しく説明しました。特にメーカーとユーザーのギャップを埋める「紙卸業」の役割や、発行元・印刷所と製紙会社・代理店をつなぐ「情報流通」の重要性について具体例を交えながら解説しました。

また、経営者としての個人的な経験や価値観を共有し、学生たちにキャリアや人生設計について考えるきっかけを提供しました。

当日は、講義中に合計70件の質問が寄せられるなど、学生たちの熱心な姿勢が印象的でした。デジタル化が進んで若い世代では紙の新聞や雑誌などに触れる機会が減っていますが、それでも紙は身近なものであり、そこに携わるビジネスがあるということ自体が新鮮に受け止められたようです。

次世代とのつながりを深めて

多くの学生の皆さんに直接弊社の事業をお話しすることは、初めての取り組みでした。貴重な機会を与えてくださった流通科学大学様に感謝しております。東芳紙業では、さまざまな方々とのつながりを作っていきたいと考えております。このたびの講義が、学生の皆さんにとって新たな気づきや学びの一助となれば幸いです。

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