「エアリーボウル」ご案内
厚みたっぷり、印刷きれい、そして軽い
最近の出版物といえば、
- ページ数が少なめ
- カラーのイラスト・写真が多い
というものが少なくないように思います。
そのような本や雑誌の本文は、少し厚くて印刷上りのきれいなものを選びたいもの。
ところが「濃淡厚薄」でご説明した通り、同じ銘柄の紙で厚くすると、本が重くなってしまいます。
読者の方にも環境にも優しくないだけでなく、紙の取引は重量ベースで行われますのでコストアップにもなります。
今回ご紹介する「エアリーボウル」は、厚みはたっぷりで印刷もくっきりと出ますが、軽い紙です。
例えば、一般的なA2マットコート紙とエアリーボウルの同じくらいの厚みのもので比較すると、
マットコート紙 | エアリーボウル | |
厚さ | 138ミクロン | 140ミクロン |
4/6判連量 | <110> | <73> |
このように重量がおよそ3分の2になります。
軽い紙というと、中質紙ベースのものが多いのですが、エアリーボウルは上質紙ベースですので、長期保管しても紙が黄色くなることはありません。
空気のように軽く(airy)、皆さまからの様々なニーズの受け皿(bowl)になる紙、という意味で「エアリーボウル」と名付けられました。
厚さは120ミクロンから180ミクロンまでの5種類、巻取・平判の詳しい品揃えは、弊社までお問い合わせください。