社員インタビュー(その7)営業部のTさん
久しぶりの社員インタビュー。2022年に入社した営業部のTさんに聞いてみました。
入社してから、これまでにどんな仕事をしてきましたか。
前職は全く違う分野で働いていました。転職を考えたとき、年齢不問で募集している東芳紙業を見つけました。業務を通じて社会進歩に貢献するという理念に共感し、入社を決意しました。
営業部に所属していますが、お客様に対応するには紙とその配送についての理解がまず必要です。仕入業務の一部である、受注と手配を行いながら、徐々に商品の知識や配送の仕組みなど、紙屋としての引き出しを増やしてきました。
二年目に入って、お客様の電話を受けて自分で返答したり、担当得意先を持って訪問したりするようになってきました。
毎日いただくお電話は、印刷所のように紙を詳しく知っている方から、全く知識のない一般の方まで多岐にわたります。問い合わせを受けた際に、その真意やニーズがどこにあるのか丁寧にヒアリングし、お客様・取引先と何度もやり取りが発生することがないようになることが、現在の目標です。
仕事をする上で、大切だと思っていることは何ですか。
先日ホームページで紹介のあった東京都中小企業振興公社の記事の「担当社員」というのは、実は私です。いかにも代表がやったみたいに書かれていますが、データベースソフトやグループウェアの導入を具体化してきました。
その時に意識したことは、誰でも使うことができて、状況に応じて簡単に改善できるシステムにすることです。せっかく立派な仕組みができても、作った人にしかわからないブラックボックスになるケースは多いと思います。情報部門を置けない小規模企業にとって、担当者が変わっても自分で簡単にメンテナンスできることは、事業継続性のためにも大切ではないでしょうか。
私たちの販売している用紙の主な用途は、定期的に発行される新聞や雑誌などです。当たり前のように発行できるように、用紙の受注・配送・納品・請求などの面でミスが起こりにくい、ミスに気づきやすい手順・仕組みを意識して仕事をしています。それは、自分だけでなく、取引先の効率化、ひいては安定した発行にもつながるからです。
聞き手の感想
真面目にコツコツと仕事に取り組むTさん。小さな会社での経験は初めてで、仕事の進め方では戸惑う場面もありましたが、今では新商品開発メンバーとしても頑張っています。もっといい仕事をして会社とお客様のために貢献したい、という気持ちが伝わってきました。
Tさんを知る5問5答
Q1.好きな作家は?
宮部みゆきさん、上橋菜穂子さんです。
Q2.よく出かける場所は?
休日は博物館や美術館に行くことが多いです。
Q3.趣味といえば?
食べ歩きですね。
Q4.おすすめの観光名所は?
ブラジルのイグアスの滝です。20代のころに行きました。
Q5.近く実現したいことは?
温泉旅行です。箱根がいいですね。